今日は病院だったので読み終わらないかなと思ってたノルマ読書を終えました。面白かった。
短編集『夢日記』
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「夢日記」更新しました!
『本の妖精さん』
こちらはいつだったかのENEOS童話賞に応募した5枚の短篇。いま読み返すと、童話……とは、となるのですが。現代の書店の減少や書籍離れを嘆いた話ではありますね。
140字小説集『藻塩草』
考古学者ってロマン溢れますよね。
短歌集『血染めの雨傘』
夕暮れ時の、橙と青の混じり合うところは、いったい何色だろうか。
短詩集『Buried Doll』
オーバードーズ - Buried Doll(長尾) - カクヨム
薬をばさばさ捨てる人とは一緒にはいられないな、と思いながら書いた話ですね。わたしは(医療機関処方の)ヤク中なので。
今日の読んだ本
・深沢美潮『フォーチュン・クエスト』3 読了
『月吠え』は完結までリアルタイムで追ってはいたんですが、しばらく読み返してなくて、めちゃくちゃ読み漁ってた時期はまだ単行本も5巻くらいまでしか出てなかったので、そこまでの展開しか覚えてなくて。
なんでしょうね、この読後感。現代人に委ねられているのだな、とは感じました。「近代詩歌句」の定義、戦争詩の価値、愛国心と翼賛の同化。難しいテーマにバッサリ切り込んでいく清家先生はかっこよかった。わたしの実家は前橋にありますから、前橋文学館にも来てくれたのを観に行ったりね。萩原朔美館長(朔太郎氏のお孫さん)と清家先生が語り合うのを、わたしたちは貴重な体験だと知りながら、息を詰めて聴き入っていた。
「詩とはなんぞや」という部分の話は避けましょうね。わたしは近代詩を読んで育ったので“詩歌”の定義が近代からアップデートされていない。非常に古臭い詩観だという指摘をいただくのはわかっているので。
さて、長話はここまでにして。
それにしても、大量に積んである雑誌とコンビニ本、いつ解消できるのかなあ……。
おやすみなさいませ。